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働きたいのに働けない・・・そこに光り

本日、高山市内で障がい者就労支援事業所2箇所に伺って来ました。

※先方にブログへの掲載許可を頂いていませんので名前は伏せます。

障がい者が働くには様々な方法が有りますが、就労移行支援事業と就労継続支援B型事業を行っている事業所と就労継続支援A型事業を行っている法人に本日伺って来ました。

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 ◆就労移行支援事業とは就職するため必要な事を身に付け一般の会社に就職する事を目指す事業

 ◆就労継続支援A型事業とは雇用契約結んで働く事業所

 ◆就労継続支援B型事業とは雇用契約を結ばないで作業を行う事業所

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2箇所共に行政や社会福祉協議会が行っているのでは無く、民間で行っている事業所です。(下呂市内には民間が行ってる事業所は1箇所のみ)どちらの事業所も仕事を行う上でとても苦労されているのが、やはり仕事を探す事です。

スタッフさんが大変な思いで、様々な事業所やお店を廻って色々な内職を探してきたり、新聞紙でバックを作ったり、籠を作ったり(自主作品)して、それを様々な場所で販売する事により、利用者さんが収入を得る事が出来ます。
しかしながら雇用契約を結んでいない移行支援やB型事業所で働く利用者さんが1ヶ月働いて手にする事が出来る報酬は数千円から数万円が現状です。

それではとても自活した生活が出来無いと事業所としても様々な努力をされています。

更に、こちらの事業所では仕事のみでは息が詰まってしまうので、利用者さんとその家族さん、スタッフさんが一緒にレクレーション(旅行等)を楽しまれています。

次にA型事業所へ伺いました。
先の説明にも有りますが、障害者就労には「就労に対して最低月に3,000円を下回っては行けない」との規定が有る事に強い疑問を抱き、何とか障がい者に自活して生活が出来る賃金(報酬)を手にする事が出来ないかと考えて設立されたそうです。
この事業所は雇用契約を結んでいるので利用者さんは最低賃金を下回る事が無く、報酬を手にする事が出来ます。
それゆえに、事業所としては営利を目的に様々な取組みを行わないと、賃金の支払いが出来なくなり、折角の事業所が存続の危機になる事もあり得ます。

どちらの事業所も障がい者が働きやすい環境を作る為に努力されている事に頭が下がります。