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9月定例会報告 第3弾
★━━━━【 9月定例会 一般質問】 ━━━━━★
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■「これからの下呂!」について聞きました。
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┃①┃ ■観光戦略について
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●合掌村はここ数年間、売上が減少し赤字が続いている。
本格的な観光戦略はどうするのか?
【観光部長の答弁】
合掌村の売上は、入場料収入が大きな割合を占めている。
年間19万人の入場者が来て採算が取れるが、ここ数年は16万人で推移し
ている。
今年度は村内の各施設ごとの経営状況を調査しております。
今後その結果をもとに庁内で検討を行い、施設コーディネーターなどを視野
に入れながら経営改善を行って行く。
●大垣市・高山市等が有利な補助制度である「中心市街地活性化」等を利用
したまちづくりを計画しているが、下呂市の今後の戦略は?
【経営管理部長の答弁】
今年度、地域の課題に取組むまちづくりのためのワークショップを各地で開
催します。
現在の各検討委員会などを生かしつつ、観光や地域活性化を含めた「下呂市
のまちづくり」を進めます。
その結果、官民一体となった体制が整った時に制度利用を含め検討する
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┃②┃ ■農業戦略について
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●全国ブランド「飛騨牛」に続く、地域ブランドの育成は?
【農林部長の答弁】
農業の6次産業化を唱えた今村先生も「日本の農村には知恵が満ちている。
昔から餅、あられ、味噌など多彩に作られてきた。その町の歴史を紐解くと、
様々な加工品が有る」と言われるように、先人の知恵に学びこの郷土の伝
統・文化を理解し、今後も様々な関係機関と連携し、発掘・開発に努力する。
●農商工連携や6次産業化の推進が必要と思われるがその取組は?
【農林部長の答弁】
農商工連携が2件・6次産業化の事業計画認定団体が2件現在は有る。
6次産業化は人的・金銭的に大変であり、機械設備等のリスクも伴うので、
先ずは農商工連携による異業種との連携を勧めている。
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┃③┃ ■暮らしやすい生活環境について
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●今年度も大幅に高くなった国保税。医療費高騰が負担増との考えが有るが、
今後の国保についての取組みは?
【市民部長の答弁】
下呂市は国保の加入者で60歳以上が55%(県平均48%)20歳から59歳
が33%(県平均39%)で医療費の急増する60歳以上が多く支える層が少な
いのが現状。
医療費を抑えるために、特定検診に力を入れて受診率・保健指導率も国の基
準を大幅に上回っている。
●市長の公約でもある「中学生までの医療費無料」その進捗状況は?
【市長の答弁】
財政的には厳しいが、子供たちの健康は大切である。
今後合理計画のローリングや予算編成のなかで検討を行いたい。
…………………………………………………………………………………………
\\ 今回のまとめ //
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
今後益々厳しく成る下呂市において、節約や倹約も必要だが、下呂の宝を充分
に発揮できる戦略が今後は必要です。
6次産業化は1×2×3=6とも1+2+3=6 どちらも6になるが掛け算
では、どこかの産業が0(ゼロ)になると全て0(ゼロ)になってしまう。
下呂市での農林業・水産業の1次産業、製造業などの2次産業、サービス業等
の3次産業のどれも失う事が無いような戦略を民間一体で早期に構築する事が
大切である。
それにより、仕事ができ、雇用が生まれ、交流人口増加に伴い定住者が増える
事で町に活気がもどり、若者が増える事で国保の負担も軽減できる下呂になる
よう皆さんと一緒になって考えたいです。
9月定例会報告第2弾
━ 定例会報告第2弾 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
平成23年決算委員会が開催されました。
歳入
一般会計 231億4,629万円
特別会計 118億1,323万円
歳出
一般会計 218億1,544万円
特別会計 113億8,784万円
※詳しくは市政だより10月号をご覧ください。
\\こんなに大きな数字だと実感わかない //
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
歳入を金額を仮に30万円として考えます。
現在の下呂市家計簿を付けてみました。
■家計費(歳出より公債費を除いた金額)
※ローン返済をのぞいて使えるお金
●一般会計のみ・・・・27万1千円
●両会計合計・・・・・26万8千円
■ローン返済金(公債費)
●一般会計のみ・・・・ 4万2千円
●両会計合計・・・・・ 5万円
■来月へ繰越(歳入歳出差引額)
●一般会計のみ・・・・ 1万9千円
●両会計合計・・・・・ 1万7千円
■今月の不足分(市債)
●一般会計のみ・・・・ 3万2千円
●両会計合計・・・・・ 3万5千円
■ローン残高(市債残高)
●一般会計のみ・・・・38万円
●両会計合計・・・・・50万5千円
■預金(基金残高)
●一般会計のみ・・・・15万2千円
●両会計合計・・・・・17万3千円
更に一般会計のお金の使い方を家庭に置き換えてみると
収入
月給・・・・・・・27万1千円
短期借入・・・・・・3万2千円
※四捨五入に付き調整1万円
合計・・・・・・・31万3千円
支出
①食費(人件費) ・・・・・・・・・・・・5万9千円
②親に仕送り(扶助費)・・・・・・・・・・3万1千円
③ローン返済(公債費)・・・・・・・・・・4万2千円
④家の修繕費(普通建設事業費) ・・・・・3万8千円
⑤車の修理代(災害復旧費) ・・・・・・・ 5千円
⑥水道光熱費(物件費) ・・・・・・・・・3万9千円
⑦公共料金(維持修繕費) ・・・・・・・・ 7千円
⑧区費・町内会費(補助金) ・・・・・・・2万円
⑨月掛け預金(積立金) ・・・・・・・・・1万4千円
➉貸付金(貸付金) ・・・・・・・・・・・1万1千円
⑪子供へ仕送り(操出金) ・・・・・・・・4万7千円
合計 ・・・・・・・・・・・・・・・・・31万3千円
★☆ ココを注目 ☆★
①~③はどうしても必要な支払い(義務的経費)
全支払いの42.1%を占めています。
④・⑤は建設に係る経費(投資的経費)で
全体の13.9%です。
⑥~⑪はその他の経費で全体の43.9%です。
財政の健全化を図るために示される数字だけでは
下呂市は健全だと言えますが、支出の状況を見ますと
義務的経費が全体の4割を超えると言う事は、生活していく
事がやっとと言える状況です。
更に、歳入を細かく分析すると市税や使用料等下呂市で稼ぎ
出される金額(自主財源)は35.5%で残りは交付税等で
(依存財源)が64.5%です。
合併特例が無くなる平成31年からはこの依存財源が減少して
行くとの事です。
平成23年決算委員会が開催されました。
歳入
一般会計 231億4,629万円
特別会計 118億1,323万円
歳出
一般会計 218億1,544万円
特別会計 113億8,784万円
※詳しくは市政だより10月号をご覧ください。
\\こんなに大きな数字だと実感わかない //
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
歳入を金額を仮に30万円として考えます。
現在の下呂市家計簿を付けてみました。
■家計費(歳出より公債費を除いた金額)
※ローン返済をのぞいて使えるお金
●一般会計のみ・・・・27万1千円
●両会計合計・・・・・26万8千円
■ローン返済金(公債費)
●一般会計のみ・・・・ 4万2千円
●両会計合計・・・・・ 5万円
■来月へ繰越(歳入歳出差引額)
●一般会計のみ・・・・ 1万9千円
●両会計合計・・・・・ 1万7千円
■今月の不足分(市債)
●一般会計のみ・・・・ 3万2千円
●両会計合計・・・・・ 3万5千円
■ローン残高(市債残高)
●一般会計のみ・・・・38万円
●両会計合計・・・・・50万5千円
■預金(基金残高)
●一般会計のみ・・・・15万2千円
●両会計合計・・・・・17万3千円
更に一般会計のお金の使い方を家庭に置き換えてみると
収入
月給・・・・・・・27万1千円
短期借入・・・・・・3万2千円
※四捨五入に付き調整1万円
合計・・・・・・・31万3千円
支出
①食費(人件費) ・・・・・・・・・・・・5万9千円
②親に仕送り(扶助費)・・・・・・・・・・3万1千円
③ローン返済(公債費)・・・・・・・・・・4万2千円
④家の修繕費(普通建設事業費) ・・・・・3万8千円
⑤車の修理代(災害復旧費) ・・・・・・・ 5千円
⑥水道光熱費(物件費) ・・・・・・・・・3万9千円
⑦公共料金(維持修繕費) ・・・・・・・・ 7千円
⑧区費・町内会費(補助金) ・・・・・・・2万円
⑨月掛け預金(積立金) ・・・・・・・・・1万4千円
➉貸付金(貸付金) ・・・・・・・・・・・1万1千円
⑪子供へ仕送り(操出金) ・・・・・・・・4万7千円
合計 ・・・・・・・・・・・・・・・・・31万3千円
★☆ ココを注目 ☆★
①~③はどうしても必要な支払い(義務的経費)
全支払いの42.1%を占めています。
④・⑤は建設に係る経費(投資的経費)で
全体の13.9%です。
⑥~⑪はその他の経費で全体の43.9%です。
財政の健全化を図るために示される数字だけでは
下呂市は健全だと言えますが、支出の状況を見ますと
義務的経費が全体の4割を超えると言う事は、生活していく
事がやっとと言える状況です。
更に、歳入を細かく分析すると市税や使用料等下呂市で稼ぎ
出される金額(自主財源)は35.5%で残りは交付税等で
(依存財源)が64.5%です。
合併特例が無くなる平成31年からはこの依存財源が減少して
行くとの事です。