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高地トレーニング・・小さな村から金メダル

第17回高所トレーニング国際シンポジウム
10月26日27日と下呂市濁河温泉高原スポーツレクリエーションセンターで行われました。

初日は、大会長の小林寛道(東京大学名誉教授)の挨拶があり
 
岐阜県議会 高殿尚先生 下呂市長 野村誠氏の来賓祝辞来賓祝辞をいただいた後に

会長講演「2020東京オリンピックと高地トレーニング」に向けた構想について

小林先生は高地トレーニングの第一人者、多くの金メダリストを世に送り出された数々の指導方法を分かり易く解説頂きました。
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更に、現在はほとんどの選手が海外で高地トレーニングを行っていますが、先生は早くから、この御嶽エリアに注目しパロラマグランドの必要性を小坂町・高根村・朝日村との協議を重ね、様々な整備を進めていく事にも携わってみえました。

その後は、
「高地におけるフットボール」
オーストラリア国立スポーツ科学センター Dr.Sally Clark
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「低酸素環境における高強度トレーニングの効果」
鹿屋体育大学教授 荻田 太氏
「水泳競技と高地トレーニングについて」
びわこ成蹊スポーツ大学教授 若吉浩二氏

より講演をいただきました。

色々な角度からの数字を基に高トレの重要性をお話いただきましたが、高トレにはプールが重要とのお話があり、最近ではオリンピックでの金メダルを獲得するのは水泳競技が多い。


したがって、高トレにはプールが必要、1500m~1700mで有ればなお良いとのお話でした。

更に、夕食会と情報交換会の場では、
平場のプールは、水道水だがこの自然環境では天然の豊かな水を利用してのプールは、良いアピールになる。

 
温泉も温水プールを保温するのにも利用でき、疲れを癒す効果は言うまでも無い。この事からもかなりこの地域は可能性が高いのでは、と大変嬉しいお話も頂けました。

翌日には
北島康介選手をはじめとするトップスイマーを育てている
日本水泳連盟日本代表ヘットコーチ 平井伯昌氏をはじめ
日本陸連科学委員会委員長 杉田正明氏
日本陸連専務理事 尾縣貢氏
ほか著名人の講演が有りました。

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その中でも、やはり高トレとプールの必要性を語られ、更にはこのエリアを一つの小さな町として考え、気晴らしに食事が出来る環境や散歩・温泉・買物などなど・・・
 
選手は勿論、チーム全員が3週間から4週間・5週間と滞在するためには、体育施設の充実と一緒に、エリア全体でリラックス出来る環境作りも大切だと、実際に経験している人じゃ無ければ分からないような貴重なお話をいただきました。
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これからのスポーツ界の原石磨きに、岐阜の宝物1号の小坂の滝の源である、御嶽エリアの開発に夢がひろがるようなお話をいただきました。